印鑑登録と印鑑証明

印鑑証明に有効期限はない

 

高額の買い物をするときは印鑑証明が必要ですよね。自動車を買ったり、マンションを買ったり、土地を買ったり、ローンを組んだり、このようなときには先方から印鑑証明を提出するように言われます。

 

では、一度、取得した印鑑証明書は、いつまで使えるのでしょうか。
  • 使う予定があれば、その都度、役所にもらいに行かなければなりませんから、何枚か取って家に置いておきたいと思ったこともありました。仕事をしている人は平日の昼間、役所に行く時間がありませんから。
  • 実は、ご存じない方も多いでしょうが、実は印鑑証明書は有効期限がないのです。
  • 印鑑証明は、かなり古いもので、取得した日から時間が経ってしまっていても、もし登録した事項に変更がない場合は有効なのです。ですから、変更がない限り、以前にもらって来た印鑑証明も使えるということになります。

 

よくあるケースで、先方から、3ヶ月以内の印鑑証明を持ってきて下さい、などと言われますよね。6ヶ月以内という場合もあります。売買契約の時など、こういうケースが多いです。
こういうことがありますから、印鑑証明には有効期限があるのかと勘違いしている人が多いようです。ですが、これは出してもらう側が勝手にその有効期限を作っているだけです。
従って、有効期限は提出先が決めることなのです。

 

古い印鑑証明も、法的に見れば有効ですから、家に何枚も置いておくと無くなったこともわかりませんから気をつけましょう。

不要な印鑑証明をむやみに捨てないようにしましょう。シュレッダーにかけて、きちんと処分しましょう。

 


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